三角西港は明治政府の三大築港の一つで、1887年にオランダ人水理工師ローウェンホルスト・ムルドルが設計、日本の土木技術により施工された。埋め立てにより整備された区域には、オランダの都市計画の知見が活かされ、756mの石積み埠頭や水路、排水システムが配され、土地の区画や道路幅もゆとりがある。三角西港は口之津港の補助港として三池炭の積出をしたが、石炭は艀(はしけ)を使い、手渡しで人から人へと渡され、船に積み込まれていた。港は採炭現場から60kmと立地も悪く、経済的に非効率であったため、三井が三池炭鉱の払い下げを受けた後、1902年、石炭積出港としての役割を終えた。
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三角西港
文化財指定: | 国指定重要文化財 国重要文化的景観 |
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所在地: | 〒869-3207 熊本県宇城市三角町三角浦 |
Tel: | 0964-32-1428(宇城市教育委員会 世界遺産推進室) |
Fax: | 0964-32-1137(宇城市教育委員会) |
入館料: | 無料 |
開館時間: | 9:00~17:00 |
休館日: | 以下の建物のみ火曜日は休館 龍驤館(ガイダンス室)、浦島屋、旧三角簡易裁判所、旧高田回漕店 |
アクセス: | 松橋ICから車で50分、熊本市内から国道3号線を南へ、その後国道57号線を経由して西へ60分 JR三角駅で下車した場合
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駐車場: | 約30台 |
関連サイト: | 宇城市ホームページ (トップページにある「三角西港MISUMI WEST PORT フォトギャラリー」をクリックして下さい。) |
※入館料、開館時間、休館日などは予告なく変更になる場合がありますので、現地にご確認ください。